名古屋大学緊急地震速報システム

名古屋大学緊急地震速報システム

 

 

 

◆システムの概要

1.趣旨

名古屋大学緊急地震速報システム(以下、「本システム」という。)は、気象庁による緊急地震速報を受信し、本学の各建物、部屋等に瞬時に周知するシステムである。これにより、地震による強い揺れが起きる前に、身構える、危険物から離れるなど、身の安全を確保できるため、被害の予防、軽減に役立つと期待される。

なお、本システムの管理運用に関する詳細は「名古屋大学緊急地震速報システム管理運用要項」および「名古屋大学緊急地震速報システムの管理運用に関する申し合わせ」による。

 

2.システムの概要  

本システムは、気象庁から緊急地震速報を受信し、学内に再配信する「受配信サーバ」と、研究室・実験室・教室等の速報を周知したい場所に設置する「受信端末」により構成され、これらは学内LAN(NICE)により接続されている。

受信端末のうち1つは、名古屋大学防災無線に接続されており、東山、鶴舞、大幸の各キャンパスに設置された屋外スピーカー18機と、防災無線と連動している一部の館内放送により周知を行うことができる体制となっている。

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3.受信端末について  

受信端末は付属の小型スピーカーにより緊急地震速報のチャイム音および警告アナウンスを鳴らすことができる(写真左)。また受信端末は、館内放送設備との接続による館内放送や、エレベーター等との接続による各設備・機器の制御が可能である。

受信端末は比較的安定した壁に取り付ける(下写真)。なお受信端末は、非常電源(専用充電池パック)を備えているため、停電時にも数時間の動作が可能である。

4.現体制の限界と注意点

構内には防災無線のスピーカーによる音声が聞き取りづらい場所もあるため、チャイム音が聞こえたら窓を開け る等、内容を聞き取りやすくするための対応をしていただきたい。また、このような場所においては、受信端末の設置および館内放送設備への接続等を検討して いただきたい。(部局における受信端末の設置については下記の「部局独自による設置について」を参照のこと。)

 

◆部局独自による設置について

※ 「名古屋大学緊急地震速報システム管理運用要項」による