講師: 小嶋 富男 (前NHK災害センター長)
場所: 環境総合館1階 レクチャーホール
日時: 2007年4月18日(水)18:00-19:30
講師の小嶋富男氏。 |
出席者は69名でした。 |
ビデオ映像で最新システムの紹介がなされました。 |
セミナーに参加しての感想
最近、震度5強を越える地震が続きそのたびに、放送される映像が地震の動きを的確に 捉えている。これらの映像を作り出すためにカメラから作り、それらに附属するソフトや 人の訓練まで一つの流れの中で考え、実行されているのもすばらしいものである。
もちろんそれらを支える、固定カメラ、移動中継装置、ヘリコプターなどの物の充実も驚 きである。また現場でこんな物が有ればと思いついたものを、技術の方が的確に理解し対 応できる技術力はすばらしい。もちろんこれらを運用するには、大変なお金と人の関わり とそれらを支える技術が必要で、さすが日本の技術力と過去に学ぶ日本人の勤勉さが感じ られた。
ところで放送を見たり聞いたりしている間は良いが、我が身に降りかからない保証はない。 話を聞きながら我が家では、身を守るために何か工夫をしたのだろうか、いやいや訓練で もしたのだろうか、もちろん何もしないのが現状、これでいいのかと思いつつお金がいる よねと、思い知らされる現実を感じるお話でした。
山田 守(環境学研究科地震火山・防災研究センター)